住居
大学のゲストハウスの場合
だいたい混んでるので予約が必要、自分の場合は約半年前に相談し、大学の人に予約しといてもらった。場所は市内中心部の古い(歴史的に)マンションで家賃は月700ユーロ弱。
自分は現地到着直後はコンドミニアムだかウィークリーマンションのようなところで暮らし、そのうちにゲストハウスの契約を行った。大学事務に行き、各種書類や鍵を貰う。ゴミの出し方等、だいたいの事は英語で書いてあった。契約書は全く同じ内容が2枚あり、1枚に日付とサインをしてその事務に郵送する(なぜかその場でサインして渡すことはできない)。
家の装備はベッド、洗濯機(乾燥機はないが、共同のものがある)、冷蔵庫、食器や料理道具、掃除機、アイロン、電話(ISDNらしく、アナログモデムは装着できない。電話料金は別に払う。イーサネットのコネクタとケーブルがあり、大学で登録するとネットは24時間無料で使える)。シーツ交換と掃除を月2回してくれる。
家賃は毎月最初の週のうちに指定された口座へ振り込む。電気代と電話代は別に毎月請求書が来る。
入居後すぐに前の人の電話代の請求が来るかもしれないが、間違って払わないようにと言われた(だいたいこういう場合、払ってしまうと取り戻せないか、払った金額以上に面倒な交渉が必要。という事をこの国で学んだ)。
トラブル
コート掛けの1本が折れてるとかその程度はご愛嬌。ある日突然、電気調理台のスイッチを入れるたびにブレーカーが落ちるようになった。困ってゲストハウスの冊子(英語とドイツ語)に書いてある担当部署にたどたどしい英語で電話すると、2時間後にはおじさん達が見に来てくれた。そういう時に限ってなぜか直ってたりするもので、今回もおじさんが来た時には直っていた。ドイツ語しか喋らない人だったが、簡単なチェックをして問題なしとして帰った。
また今度は風呂場のスチーム暖房が入らないため電話。やはり2時間後くらいに別のおじさんが来た。暖房器具のコックを目盛りの最大まで回しても温まらなかったが、おじさんがねじ切れるかと思うほど回すと温まり、やはり簡単なチェックで問題無しとして帰った。結果として、ご足労願ったわりに何でもなかったという申し訳ない事になったが、ドイツとしては珍しく、対応が素早かった。
排水溝の詰まり
引っ越して3ヶ月くらいすると、風呂の排水が流れにくくなった。おそらく毛などで詰まったのだろう。ということで、日本でも売ってる毛も溶かす排水溝の詰まり取りを買ってきた。Drano Power-GELというやつで、赤いプラスチックボトルに入ってる。ドラッグストアで売ってる。使い方は、まず少し水を流す。次にこの液体を適量(100〜200ml?)排水溝に注ぎ、蓋をして30分待つ。その後多めのお湯を流すだけ。これで流れが良くなった。ちなみにアルミとトイレには使うなと書いてある。
そういえば、こちらの横回転型の洗濯機は毛を濾し取る部分が洗濯槽の下に付いていて、その蓋を開けてプラスチックの網?をたまに掃除する必要がある。うちのは今まで誰もそこを掃除してなかったみたいで、網がほとんど見えないくらい前の住人の洗濯ゴミが詰まってた。掃除して3ヶ月くらい使ったところでまた開けたけど、それくらいじゃほとんどゴミは溜まってなかったので、相当放置されてたのだろう。
大学のゲストハウス・その2
別の大学のゲストハウスに引っ越したら、今度は前回のよりやや狭く、やや町はずれで家賃500ユーロ弱だった。それは銀行自動引き落とし、もしくは直接管理人(ゲストハウスの一室に事務所がある)に払いに行くか選択でき、前者にすると電話代・電気代も自動引き落としになった。たまたま改装直後だったので十分きれいだし広い(1人か家族連れかは前もって言っておくと丁度良い部屋を手配しれくれる)。家の備品はほぼ同じ、掃除サービスは無いがシーツとタオルは決まった日に持ち込めば洗ったやつをくれる(というか色が移るから備品のタオルを自分で洗うなと言われた)。掃除機は無いが20インチ程度のテレビがあり、ケーブルテレビも映るし料金は無料。ネットも言うと無料で直結でできる。街の中心部じゃないので、敷地内に自由に停めてよい駐車スペースが十分にある。
大学のゲストハウスは、場所によっては家賃は高いが生活必需品が装備されておりサービスも良く手続きも容易なのでお勧めする。ただし場所によっては最長1年など、滞在期限が決まっている場合がある。渡航が決まり次第、予約した方がいい。一般の賃貸物件を自分で契約するとなると、おそらく前もって教授の秘書さんなどに同行してもらって探して契約ということになるが、ドイツの一般の住居というと場合によっては騒音に敏感な隣人がいたり、週1回の共同玄関や階段の掃除義務があったり、退去時のペンキ塗り直しが必要だったりするので(ドイツ人は退居前には休みを取って、自分でペンキ買ってきて部屋を塗ってたりする。業者に頼む人もいるけど)、相当長期間滞在する気でなければやめた方がいいと思われる。
網戸
ドイツは蚊が少ないせいか、網戸というのはあまり見ない。それでいて換気好きのため、研究室でさえ窓全開で中で蝿が飛んでたりする、がドイツ人はあまり気にしない。自分のゲストハウスは森のそばのため、窓を開けておくと特に暗くなってからは大きな蛾が入ってきて退治に苦慮した経験から、網を買ってきた。窓に取り付ける網はホームセンターのBAUHAUSやOBIで簡単に見つかる。網の大きさには何種類かあり、片面が粘着性のマジックテープが同梱されており、これを窓枠に貼付け、そこに網を付ける。取り付けは簡単、これさえあれば不意の虫侵入の危険性から解放され自由に窓を開ける事が出来る。
街の中心部なら虫も少なかろうと思うが、自分は街の中心部のアパートの4階の窓から5センチくらいのバッタが入ってきた事があった。これは現地人にしても「irregularなこと」とのことだが。
退居
退去時は早めにその日時を管理人に伝える。ゲストハウスではそれほど厳密じゃなさそうだけど、一般の住宅では日本と同様に、2ヶ月前とかに言わないと余計に家賃取られたりしそう。ドイツでは一般的に口で言うだけではダメで、文書にする必要がある。といっても単純なものでよく、「Heremit kündige ich den Mietvertrag meiner Wohnung zum xx.xx.200x(退居日).」などといった文章と、名前、サイン、日付、あと部屋番号とか?が書いてあればいい。最後の月の家賃は日割り計算してくれ、おそらく銀行引き落としを止めて現金払いになる。あんまりギリギリに言うと、銀行引き落としを止めてもらえず面倒な事になる。銀行口座を解約するタイミングは最終家賃引き落とし後になるようにする。入居時に保証金・敷金(Kaution, deposit)を払った場合は退去時に返してもらう。退去後の部屋クリーニング代を取られる場合がある(うちは40ユーロだった)。クリーニング代タダのかわりに自分で掃除する契約の場合、管理人がダメ出しして退去時にまた掃除するハメになる場合もあるから注意。電気代・電話代については、最後の電気代は取られない場合もあれば退去時に現金払いの事もあり、電話代については使わなければいいという場合もあればやっぱり最後に現金払いの事もある。そのへんは退去時に管理人が教えてくれるだろうから、銀行口座を閉めるタイミングを意識して計画しよう。
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