言葉
役所などの手続き時は、特に住民登録などの場合にはほとんど英語で済む(自分は簡単な英語しか喋れない)。免許場ではほとんど英語が通じなかったが、なんとかなった。これもたまたま担当が英語が喋れるか(というか喋ってくれるか)による。英語が通じる事を保証しているような所は少ないと思う。
#施設にもよるが、ドイツに来る外国人ならドイツ語出来て当然と思ってるドイツ人は多い(特に中年以降の役人)。文系ならそうかもしれないが、この認識は理系の人にはちょっと厳しいと思う。
#ドイツ語はできるに越したことはないが、例えば大学の第2外国語でちょっとやった程度であまり役立つとは思えない。またあるとき、英語で話したら「ドイツ語はできるのか?」と聞かれ「ちょっとだけ」と言ったら「じゃ全部ドイツ語で喋れ」と言われ、ほとんど実用にならないドイツ語で四苦八苦しているのを苦笑しながら見ている担当職員もいた。ともかく、ドイツ語に自信がなかったら「できない!」とはっきり言い、ひたすら英語で通すのが無難。
ドイツ語学校としては、Volkshochschule (VHS)が安くて便利。ほとんどの街にあるカルチャースクールのようなもので、ドイツ語以外にも各種講座がある。料金は、ある街では1回135分・夕方週2回・全10回で88ユーロ(国際学生証提示でさらに1割引き)だった。初心者コース(特に夕方以降のコース)はわりと人気で、たまたま募集に間に合えば良いがそうでないと途中で辞める人が出るか、次のコースまで数ヶ月待たされる。コースとスケジュールは場所により異なり、たいていネットで調べられる。街が違うと教材も違ったりする。ドイツ語コースの希望者の多い街では、申込みは数ヶ月に1度、1日だけという事もある。尚、日中のコースでは多くが月〜金の毎日のようだ。
他に有名なのはGoethe Institutがあり、料金はVHSの3倍程度と高いが内容は良いらしい。
また各大学で集中的に3週間程度のドイツ語講座(そこの学生なら無料)があったりするが、初心者コースが常時あるわけではない。大学によっては週2回程度のを通年でやっているところもある。これは学生でなくても潜り込めそうな感じ。大学のゲストハウスでは、居住者向けサービスとしてドイツ語クラスがある事もある。これはタダ。
#おそらくマンツーマンのレッスンは上記より相当高い。参考までにある小さな語学学校のドイツ語の一対一レッスンの料金は、45分で35ユーロ。普通は1回90分で週2回との事なので、このペースだと月8万円。
ドイツ語学習の義務化
2005年1月以降に初めてドイツで滞在許可を申請する外国人全員を対象として、滞在許可申請時に職員が必要と認めた場合、600時間のドイツ語の授業を受ける義務が発生するようです。授業料は1時間1ユーロで、どこで受ける等は不明。受講を始める時期も自由。受けなかった場合にどうなるかも不明。ともかく始まったばかりで、自分はたまたまその前に滞在許可を申請したため影響が無く、そのシステム自体知らなかった。もちろん、延長時にも問題はなかった。
受講の必要性は完全に対応職員の独断で決まるようだけど、こういうのはドイツではよくある事。彼又は彼女がたまたま「こいつ下手」と思ったら必要ありと判断されるし、なんか感じがよかった・機嫌がよかった・なんとなくドイツ語そこそこと思った場合は必要なし、となる。予想されるのは、もし受けなかった場合、次回の滞在許可の延長申請時に突っ込まれて延長できないという事。尚、ドイツ語授業の受講義務は、例えば駐在員の妻なんかにも発生するので(子供は不明)、そんな「たまたま付いてきただけの人」も、ドイツに住むなら受けなければならない。もちろん、ドイツ語など関係無いという仕事の人もそう。600時間というと1日5時間でおよそ半年。半年はそれだけに拘束されて仕事が出来ないということ。純粋なドイツ語関係の留学、大学に入るような人ならちょうどいいかもしれないが、とりあえずあまりドイツ語を必要としない仕事の人、理系の研究者等には、来てみたら半年仕事できなかったというのは青天の霹靂だろう。
このシステムはたぶん東欧・トルコの出稼ぎ労働者を減らす目的で考えられたんだろうが、日本人にとっては迷惑千万である。研究者などは、ますますアメリカに集中するように思える。
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