住民登録Anmeldungと滞在許可Aufenthaltserlaubnisの申請
渡航後1週間もしくは2週間以内に住民登録をする義務があるらしい。自分は渡航後10日目前後に行った。遅れた場合にどうなるか知らない。何もないかもしれない。住民登録はいわゆる住民票で、書類となる。滞在許可はいわゆるビザで、パスポートにシールを貼ってくれる。滞在許可が無いと日本人は3ヶ月しかドイツに滞在できない。逆に言えば、3ヶ月毎に帰国すればいらないのかもしれない。
役所関係は平日の午前中しかやってない、と思った方がいい。朝一が勝負。
ちなみにある街の外国人局Ausländeramtの営業時間は、月水金:8〜12時、木:8〜13時、14〜18時、火曜日は休み。
【行くところ】市役所の住民登録所Einwohnermeldamtの外国人局Ausländeramt
場所は市役所内にあった。呼び名は地域によって異なるらしい。住民登録と滞在許可は別の場所、というところや、手続き日の予約が必要なところもあるらしい。よく名字のアルファベット毎に窓口(部屋)が違うシステムを取っているが、あまり気にしなくてもいいかもしれない。結局係員は1人しかいない事も多い。
【初日に必要なもの】
・パスポート
・写真1枚3.5×5cmくらい
・大学の受け入れ証明
・健康保険の証書(invoiceでOKだった)
書類3枚記入(水色、白複写、白)。わからないのでとりあえず水色の書類だけ記入して入ると、さらにこれも外で書けと渡されるが、完全にドイツ語でしか書いてないのもあるので、辞書をひきながらなんとか埋めてまた部屋に戻る。書類の書き込む内容は実に多岐にわたり面倒だった。間違ってても適当に直してくれた。
滞在許可の書類(どこで拾ったか忘れたpdf)と、そのてきとーな説明
複写のうち1枚をもらう。それが住民登録票だったらしい。来週来いと言われて帰る。
1週間後にまた行く(違う部屋・担当だった)。
【2回目に必要なもの】
・パスポート
・住民登録票
・生活資金の証明(預金証明)
・健康保険の契約書(見るだけ、保険会社のホームページ見て印刷してた)
・一人40ユーロ
その場で書類1枚記入すると、パスポートにシールを貼ってもらえる。これが滞在許可(=ビザ)で、期限は1年だった。
この2回で住民登録と滞在許可がもらえた。引っ越すたびに行く必要がある。
引っ越し
市内の引っ越しの場合、書類記入は不要。直接窓口(部屋)に入り、その旨伝え以前の住民登録票とパスポートを見せ、いつから新住所かを伝える。新住所については、自分は契約書のコピーを見せたが、住所さえわかれば証明は不要かもしれない。その場で入力して、プリントした新しい住民登録票をくれる。
引っ越し2
別の街に引っ越す場合は事前に前述の外国人局に行き引っ越し日、新住所を知らせる。また郵便物を転送する場合は、1週間以上前に郵便局で転送の手続きをする(詳しくは郵便の項参照)。
引っ越したら
新住所の住民登録と、場合によっては滞在許可延長(書き換え)が必要。前者は、ある街ではStadtbüro(以後、町役場)と呼ばれる役所(地域によって名前が違う)に行きパスポートを見せ、書類を1枚書く程度で済む。何か書類を見せる必要があるかもしれないが(例えば前の街の住民登録証とか)、役所へ行く場合はパスポートは当然ながら各種証明書を忘れずに持っていく。
滞在許可延長は、普通に働いて給料をもらう場合はさらに面倒な手続きが必要(後述)。自分の場合、引っ越し前の滞在許可で職場が指定されているため、職場を移ると新しい滞在許可が必要だった。外国人局Ausländerbehördeにパスポート、新しい職場の受け入れ証明(契約書のようなもの)、家の契約書、保険の契約書等を持参し、以前いた街から滞在許可関係の書類(詳細不明)が届いていれば、書類(新規の滞在許可申請と同じ書類。だが写真はいらないし、全部書く必要もない)申請できる。
#普通は、新しい街で住民登録をすると1週間程度で自動的に滞在許可延長のための書類が新しい街の役所に届くが、自分の場合はなかなか届かず結局3週間近く待った。これでも良い方で、地域によっては新規に滞在許可を取るのに3ヶ月も待つらしい。その間は短期の臨時滞在許可をくれるようだが、これだとEU内の別の国に行けないとのこと。
ちなみにこの街の外国人局は月・水の午前中と木曜の午後しかやってない。朝8時に開くが、その時点で滞在許可を申請する人が30人近く並んでおり、8時に行くと3時間は待つ。
この以前の街からの書類が役所に届いていれば、その場で新しい滞在許可がもらえる。自分の場合は1人35ユーロ程度を別の窓口で支払うとパスポートに新しい滞在許可を貼ってくれた。以前の街では1年間の有効期間だったが、今回は契約書が半年だったため、半年の有効期限だった。
滞在許可の更新
滞在許可Aufenthaltserlaubnisの有効期限前に更新する。必要なものは、パスポート、大学もしくは会社の契約書のようなもの(その組織にいつからいつまで所属しているという証明)、お金(一人約30ユーロ)、あれば婚姻証明書Heiratsurkunde。これは前回は必要なかったが、担当官によっては提出を求められコピーされる(夫婦で更新に行った場合)。職場・大学等で給料か奨学金のようなものをもらう場合、婚姻証明書があるとちょっと額が増える事がある。これは総領事館で申請すると3日くらいで取れる(有料)。そのために2回行く必要がある。これを取るには日本の戸籍謄本だか抄本だかが必要だが、詳細は忘れた。総領事館に電話すればすぐ教えてくれる、当然日本語で。
手続きは同様、朝早く行って(8月はやや空いてた)番号札を取り待つ。電光掲示板に自分の番号と部屋番号が出るので、その部屋に入る。担当官に滞在許可延長の旨、なんとか伝える。すると上記の滞在許可の書類のようなもの(地域により若干異なる可能性あり)を渡され、記入するよう言われる。全部記入する必要は無いようだが、おそらく最低限だと住所氏名生年月日とサイン程度だろうか。わからないところは空欄で「こんなもんでいいかしら?」と出すと受け取る。するとピンク色の小さい紙をくれるので、それを持って外のKasseでお金を払うとそれに印をつけてくれ、それを持って元の部屋に戻るとパスポートに滞在許可シールを貼ってくれて終了。
尚、有効期限は当然”大学・会社の契約書のようなもの”に書いてある日付までなので、例えば本当にその日まで仕事する場合、その日じゅうに出国しなくてはならなくなる。大学・会社に言ってあらかじめ少し多めの日付を書いてもらった方がいいかもしれない。
働く場合
実際に労働許可を取ったわけではないので、説明された内容を書いてみる。まず職場から労働局Arbeitsamtに、雇う人とその仕事内容についての書類を提出する。これは普通、職場が取り寄せて書いて労働局に送ってくれるが、そうしてくれなかった場合は自分で労働局に取りに行き、職場の人事担当に書いてもらい、また労働局に持参する。しばらくして労働局がOKを出すと外国人局に連絡がゆく。それとは別に、納税者カード(Lohnsteuerkarte)と無犯罪証明(Führungszeugnis)を入手する。納税者カードは前年の9月にいた街の役所(詳細不明)に連絡すると、家に直接送ってくれる。といってもどこにどう連絡するのか不明のため、新しい街の町役場で言ったら前の街の役所に電話してくれた。無犯罪証明はパスポートを見せて町役場で申請する。少々料金がかかる。公的なもの(直接職場に郵送)か私的なもの(自宅に郵送)か聞かれるが、職場にと言ったにもかかわらず自宅に送られてきた。最終的に納税者カード、無犯罪証明、職場の契約書その他を外国人局に持参すると労働許可がもらえる。逆にこれが出るまでは働けない(=給料も出ない)。労働許可といってもおそらく滞在許可と同じシールをパスポートに貼ってくれるだけで違いはそのシールに「働くことはできない」(滞在許可)か、**で働くことができる(労働許可)と書いてあるに過ぎないようである。
#自分は当初、普通の労働許可を取ろうとして街中の役所(市中に散在している!)をたらいまわしにされた。よくあることだが、窓口職員(特にバイトの女の子)は手続きの全体を知らずにテキトーな事を(自信たっぷりに!)教えるため、こういう事になる。
#2005年1月から労働許可関係の法改正があり、やや緩和されたとのことだが、おそらく関係職員全員が知っているわけではないので却って面倒な事もある。ある中国人は「自分で事業を興さない限り、初めにもらった滞在許可だけで、大学移ってもそこから給料もらえる」と言っていたが、結局全部取り直しが必要だったのである。こういう事は、外国人の受け入れ慣れした職場ではスンナリ進み、また手続きに付いて来てくれたりするようだが、そうでないと悩みながら何日もそれに費やすことになる。
帰国時
住民登録だけ解除Abmeldungする必要があり、滞在許可Aufenthaltserlaubnisはそのままでいいらしい。解除には、登録した町役場にパスポートを持っていく。書類に名前、生年月日、出生地、現住所その他書いて渡すと(Familienstandの記号とか、意味不明なところは空欄でいい)、必要箇所を適当にうめてくれる。その複写の1枚をくれるので保管しておく。再度ドイツに住む場合に必要とのこと。これはすぐ済む。
在留届
海外に3ヶ月以上滞在する日本人は、管轄の日本大使館、総領事館に「在留届」を提出することになっている。しなくても基本的に困る事はなさそうなんだけど、普通は一応出しておくでしょう。管轄の日本大使館、総領事館のホームページに行くと大抵、届け出の仕方が書いてある。簡単なのは、そこからリンクをたどって用紙のpdfファイルをダウンロード、印刷してファックスする方法。ただし、この用紙に限らず、日本語のpdfファイルは日本語を扱えないPC環境では印刷できないので注意。引っ越しした時はその旨、旧住所および新住所の管轄窓口に届け出る、ただしこれはメールでも可能。帰国の際も同様。
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