イギリスとアイルランドBritish and Ireland
しっかりした味の、色の濃いエールが中心。色の割にはアルコール度はそれほど高くなく、飲みやすいものも多い。個人的には好きなのが多いです。
ペールエール、ビター、ポーターなどと呼ばれるスタイルがあるけど、違いはよくわかりません。


たぶんイングランドEngland
Samuel Smith's
OLD BREWERY PALE ALE
ペールエール
ヨーク州。味は似てる。【薄】ペールエール<ブラウン<スタウト<ポーター【濃】といった感じ。初めの1杯とかならペールエール、後はナッツブラウンかオートミールスタウトを味わうのが良さげ。ちなみにナッツブラウンといっても本当にナッツが入ってるわけではない(と思う)。ポーターはコクはあってもあまり味は無い。透明瓶から褐色瓶になった。
ロンドンのパブで飲んだドラフトのBITTERは、しかし甘くコクあるが苦みは適度でむしろ軽い、食事にも合う。2011
★OLD BREWERY BITTER
★NUT BROWN ALE
ブラウン
★OATMEAL STOUT
スタウト
TADDY PORTER
ポーター
John Smith's
EXTRA SMOOTH
上記Samuel Smithと同じ出所、隣の醸造所とのこと。ドラフトは、キルケニーよりさらに軽く後味の苦みも感じられない。名前通りだが、エールとしてはこれだけだとやや物足りない気も。飲み始めとか、口直しには良い。
★Bass Pale Ale
バス・ペールエール
伝統的イギリスエールの代表作。ややフルーティで飲みやすく、後味はそれほど苦くない。いつでも安心して飲める。
Theakston Old Peculier
オールドペキュリア
意外に普通のビール。色は濃いめだが、黒ビール特有の焦げ味や(嫌いな人は感じる)薬臭さはないが、透明感もない。わりとアルコール臭いAlc 5.6%。
St. Peter's GOLDEN ALE
セントピーターズ・ゴールデン・エール
不思議な甘さと苦さが調和、色は明るいがねっとりした感じ。焦げ味はなく、ややラガーっぽい。
St. Peter's BEST BITTER ロンドンのレストランで。ピルス的苦みと香りがあり、軽め。3.7%。
ISLE OF ARRAN LIGHT PREMIUM ALE
アランプレミアムエール
適度な甘さと苦みがあり、やや酵母の香りもする。Alc 3.8%と軽い割に味はある。
YOUNG'S Old Nick
ヤングオールドニック
濃くてアルコールも濃い。Barley Wine(大麦ワイン)とも呼ばれる種類のエール。Alc 7.2%。
GINGER BEER
ジンジャービアー
国内ライセンス生産。ショウガ味のする薄く水っぽい。エールなのか?香りも悪い。期待してた”辛いジンジャーエールの元祖”は全く感じられず。
★NEW CASTLE BROWN ALE
ニューキャッスル・ブラウン
飲みやすいペールエール。
ABBOT ALE ●ロンドンのパブで頼んだらドラフトでほぼ常温だった。普通のエール風味はするが、やや薄いドッペルボックみたいでもある。Alc 5%。
Greene King IPA ●同上。相当水っぽく、味気ない。Alc 3.6%。
Fullers ESB Champion Ale ●ドラフト。フルーティ、軽い。
★FULLER'S ESB
フラーズ イーヱスビー
濃い色目、ボックのような甘さと苦みとコク、麦の風味、いずれも正当で完成度の高いエール。
Fullers London Pride ●ドラフト。軽く、香りと味はマイルド。Alc 4.1%。
FULLER'S LONDON PRIDE PREMIUM ALE 上と違うかは不明。薄褐色、それなりにコクあるが苦め、さっぱりというか薄めというか。Alc 4.7%。2011
SPITFIRE ●ドラフト。軽く、味気なく、香りはピルス的ハーブ臭で後味は苦い。Alc 4.5%。
★William Worthington's WHITE SHIELD
ワージントンズ・ホワイトシールド
甘い香りとバランスの取れた味、後味はさっぱり。CHAMPION BEER OF BRITAIN 2006とのこと。
YOUNG'S DOUBLE CHOCOLATE STOUT
ヤング ダブルチョコレートスタウト
言われてみればチョコ風味もあるけど甘さはなく苦く濃いめ。チョコレートエッセンスとチョコレート入り。Alc 5〜6%。
★HOBGOBLIN Wychwood Brewery製。瓶と同じ色、コクあるがくどくなく、後味ほの甘くマイルド。うまい。
GREENE KING IPA イングランドラグビー協会のオフィシャルビールとのこと。複雑味とコクあり、後味は適度に苦い。ドラフト1/2パイント\700@FRIGO新宿。Alc3.6%。2013.2
ENDEAVOUR
エンデバー
YorkshireのCROPTON Brewery製Ale。軽い、甘くない、でもコクはありうまい。Alc 3.6%。ドラフト1/2パイント\900@世界のビール博物館。2013.2
TWO PINTS 同上。同様だがよりコクというかクセというか。ドラフト。


スコットランドScotland
TRAQUAIR House Ale
トラクエアハウスエール
香りも強いがアルコール臭も気になる、Alc 7.2%。
TRAQUAIR Jacobitge Ale
ジャコバイトエール瓶
コリアンダー入り、甘酸っぱく紅茶の味と香り。Alc 8%。
★BELHAVEN ST.ANDREWS ALE
セント・アンドリュース
アイルランド系のような、少しの甘さとその後の焦げ味・苦い後味があるが、全体に軽い。しかし香りは良い。Alc 4.6%。


アイルランドIreland
真っ黒で味は濃いめでスタウトと呼ばれるスタイルが中心。だが泡はクリーミー、味は初めフルーティで後には焦げ味が残り、多彩な楽しみがある。見た目と違ってアルコール度も低めで飲みやすい。
缶はたいていウィジェットというプラスティックの球形カプセルが入っており、これがパブのドラフトのような細かくクリーミーな泡を作り出す。

Guinness Bitter Draught
ギネス・ビター
ビターは苦いという意味ではなくビールのスタイル。スタウトではなくペールエール系で、色も味もスタウトより軽くマイルド。Alc 4.4%。
★Draught Guinness
ドラフト・ギネス
アイリッシュビールの代表的スタウト。泡はクリーミーでどこかフルーティ、焦げ味も強いが飲みやすい。ただロットの違いか?これもキルケニーも、パブで飲んでも風味薄くすっぱく感じる時もある。Alc 4.2%。瓶はなく缶だけのよう、少なくとも日本国内では。
Guinness Extra Stout
ギネス・エクストラ・スタウト
あんまりよく違いがわかんないけどAlc 6%で中間的なものか。それよりもギネスってロットの違いが大きいような気も。
Guinness Foreign Extra Stout
ギネス・フォーリン・エクストラ・スタウト
濃く強い味とAlc 7.5%。
★KILKENNY
キルケニー
GUINNESS製。フルーティさが前面にあり、苦みが弱く飲みやすいペールエール系。日本のアイリッシュパブではギネスとこれが中心では。しかしドラフトでもコンディションによっては、フルーティさが無く苦みだけの事もある。瓶は滅多に見ず、プラハでようやく発見。
★KALIBER ALKOHOL FREE PREMIUM LAGER GUINNESS製ノンアルコール。苦みは皆無でやや甘めでクセがなく飲みやすい。
★MURPHY'S IRISH STOUT
マーフィーズ・アイリッシュ・スタウト
アイリッシュビールらしい、クリーミーでマイルド、フルーティな香りと焦げ味。だがAlc 4%のせいか、やや水っぽさも。酔いすぎなくていいけど。
ダブリナーズ新宿店にて、ハッピータイムで1パイント\750のドラフト。まろやかで微かな甘みと酸味、そしてほろ苦い後味でさっぱり。全体に味薄めなのが良い。2013.5
MURPHY'S IRISH RED Beer オランダNederland製。IRISH STOUTのライセンス生産らしいけど味は別物。色は濃いめだが、味気なくアルコール臭のするラガー。Alc 5%。
STRONGBOW
ストロングボウ
ビールかと思ったら、Alc 5.3%のサイダー。サイダーとはアメリカではリンゴジュースの事だが、イギリスではリンゴ酒の事でこれは後者。さらにフランス語ではシードルという。甘さはあるがくどくなく、後味さっぱり。




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