これまで乗ったバイクと車一覧2011




0.うちにあったくるま



1.二輪編
20年以上前に降りました。ほとんど中古です。


ヤマハ RD-50

高校2年、16歳で原付免許取って初めて買ったバイク。当然中古、っていうかおそらく買ったのは1989年(平成元年)頃なのに1974年発売らしい。さすがに15年も経ってるとは思えないが、当時としても10年くらい経ってたのではないかというほどボロかった。よくわからず近所のバイク屋から買ったからあまり覚えてない。空冷2サイクル単気筒、6.3ps、74kg。80キロくらいは出たと思う。メーカー公称最高速度95キロ。乗って楽しいフルサイズ原付。ただ調整がうまくいってなかったのか個体差か知らないが、プラグがやたらカブりやすく、常にエンジンを回して乗る必要がある。駐車場でちょこちょこ乗って遊ぶとすぐカブるので、ガスコンロで焼いて直してた。渋滞でもダメ。で仕方なく空ぶかしするわけだが、そうすると怖いお兄さんににらまれたりする事も多くて困った。最後は人にあげた。


ホンダ XLR250

おそらく同年すぐ中免を取って買ったバイク。赤エンジンのXLR250、1985年頃?、28ps、113kg。まわりはみんなオンロードバイクを買ってたが、初めはオフロードの方が挙動がわかりやすいという理屈からこれを。いきなり2サイクルはきつそうということで、無難な4サイクル。河原で走り回って遊ぶのに使える他は、遅いだけといった感じだった。高速も120キロあたりで頭打ち+車体がクネクネしだして(?)、あと風当たりも強くレプリカ乗ってる人が羨ましかった。でもこのバイクのおかげで、冬の正丸峠の雪の中を走れた。これも古かったせいか、始動性は最悪で毎回キックの鬼、そしてオイル漏れがひどく、ちょっと漏れてるままツーリング行って帰ってきたらオイルが無くなってた。確かそのまま廃車になったと思う。


ヤマハ CZ125 TRACY

1983年発売、RZ系の空冷2stクランクケースリードバルブシングル、16.0ps/7000rpm、1.70kg*m/6500rpm。スクーターのくせに足踏みブレーキは新鮮だったが、すぐ慣れた。ピーキーな2サイクルらしいエンジンで、非常に気持ちよい加速。明らかに使い勝手よりも走り重視の中型スクーター。中免を持っていた母親の買い物用バイクだったが、2回ほどコケてから売ったようだ。125ccは高速乗れず、駐車する時にスクーターよりもやや大きいため面倒というのはあるが、2人乗りできるし余裕で車の流れに乗って走れるのは便利。


カワサキ GPZ400R

1985年発売、水冷4サイクルDOHC4バルブ4気筒、59ps 12,000rpm、176kg。コニンジャとか400ニンジャとか言われてるが、いわゆるニンジャ(GPZ900R)とはあんまり似てないと思う。GPZ400Fの方が似てるが、あれは空冷だからだめなのかな。XLR250の次の愛車。でかくて重いが、乗ってみるとそうでもない。高速安定性も良く、ツーリングには最適。ただ峠だとなんかハンドルが内に切れ込んで怖かった。あと電気系のトラブル多発、バイクやの整備ミスでオーバーヒート、黒いせいか夏場ガソリン満タンに入れて炎天下に置いておいたらガソリンが吹き出たりといろいろあった。最後は人に売ったと思う。


ヤマハ FZR400

1986年発売、水冷4サイクルDOHC4気筒、59ps/12000rpm、3.9kg*m/9500rpm、乾燥重量157kg。初代FZR。初めてマトモなバイクといった感じで驚いた、速いし壊れないし。翌1987年にいわゆるレーサーレプリカであるFZR400Rが出て、それはまた別モノなのだが、これでも峠走りで十分楽しく箱根〜椿ラインではだいぶ遊んだ。でもエンジンは電気モーターみたいで、吹け上がりの面白さみたいなものは無かった。次のゼファー買って乗らなくなったので売ったと思う。


ヤマハ JOG90 sports edition

スペック不明。いわゆるジョグスポ90。90だから50よりは速い、でも出て80キロくらいかな?メットイン、前カゴ付き、2段階右折しなくていい(たぶん)、原付より速く流れに乗りやすい、それでいてサイズは原付と一緒、とひたすら便利な足バイク。珍しく新車で購入、結局10年くらいは乗ったと思う。近所の中坊に盗まれ、奇跡的に発見され帰ってきた事もあった。しばらく誰も乗らなくなったために始動性が悪くなり、でもキックが付いてるからなんとかなるのだが、最後は売ってしまったと思う。


ホンダ CM125T

1978年発売、空冷4サイクルSOHCパラツイン124cc、12.0ps/9000rpm、0.96kg*m/7000rpm、127〜137kgくらい、4速。近所の足用バイクを探してたら安かったので。どういうユーザーを想定していたのか不明なアメリカン風、だがその殿様ポジションは快適。非力だがのんびり走る分には問題無い、が2人乗りだと相当遅い。こんなんでも江ノ島や正丸峠までツーリングしてたから、わりと気に入ってたんだと思う。ただ長時間だとケツが痛くなる。そのうちマフラーに穴が開いて、いくらキックしてもエンジンがかからなくなり、バイク屋に引き取ってもらった。


ヤマハ FZR1000

1986年、135ps/10000rpm、10.4kg*m/8500rpm、204kg。限定解除したから何買おうかと思い、中古をしばらく借りて乗った。これもタマが悪かったのだと思うが、低速でハンドルが切れ込みコケそうになったりした。さすがに速くて怖かった。結局すぐ返した。


カワサキ ZEPHYR750

1991年、68ps/9000rpm、5.5kg*m/7500rpm、204kg。初期型ゼファー750(ZR750-C1)の中古。マトモに乗った最初かつ最後の大型バイク。初めはオイル漏れに悩まされたが、クレーム修理で完治。その後大きなトラブルは無く、カワサキにしては調子いい方では。Z1だかZ2の再来だか後継のようだが、正直Z1/2の時代の事は知らない。ただゼファーシリーズの中では、この750が最もそれに近いのではないだろうか。400も良いかもしれないが、パワーと車重のバランス的にも750が丁度良い気がする。1100はデカすぎでは。全体に丸みを帯びたスタイル、落ち着いた乗り味、それほど速くないが十分なパワー、ゴリゴリしながらも力強く心地よい加速、街乗りにも良くツーリングにも(長時間の高速でなければ)良い。横から見た時のエンジンの「眠そうなカエル」もかわいい。これで落ち着いちゃったせいか乗り換える気がしない。ほとんどいじってないが、誰もがするようにタンクのエンブレムはZEPHYRからKAWASAKIに変更、マフラーはヨシムラのドラッグサイクロン、ハンドルバーは左右ちょっと切って短くした。1992〜1998年くらいまで乗ってたが弟が事故って廃車。その際色が紺→深緑に変わったが同等の中古車を入手、現在はKERKERが付いているらしい。が管理が完全に弟になりほとんど乗らなくなった。


DUCATI 900SS

1992年、空油冷4サイクル横置90度V型2気筒デスモドロミックSOHC、73ps/7000rpm、8.4kgf-m/6400rpm、乾燥重量183kg。ハーフカウル版で当時の定価167万、高い!でも親戚からもらった。このバイクはなんだかすごかった。乗り味が他のあらゆるバイクと違う。外車だから?というよりDUCATIだからじゃないかな。初めはよくわかんないけど乗りにくい。エンジンは名前通りドカドカいってるんだけど荒々しくはなくて、角の取れた感じ。ハンドルこじるようなコーナリングは絶対に許してくれないバイクで、ただ無用な入力せずにバイクとシンクロしてしまった時のコーナリング感といったら、おそらく他のあらゆる国産車では得られないものがある。確かに車重は軽めではあるがエンジンは非力、スペック的には全然大したことないバイクだけど、これこそバイクはスペックなどでは決して語れないということを体現している。ただ前のユーザーがブレーキを改造して(純正のはひどく弱かったらしい)カックンブレーキになっており、ブレーキ握りゴケして中破、修理代もあまりに高く売却。現在はそうでもないらしいが、この頃までのDUCATIは故障も多く、機械の品質としては低かったと思う。結局うちにあった期間は2年弱くらいか。


ホンダ スーパーカブ50

空冷4ストロークOHC単気筒、4.0ps/7000rpm、0.48kg*m/4500rpm、79kg。年式不明だけど、わりと新しいと思う(中古だけど)。結局カブになるのか、と思う。ふと実家に帰ると、そこにあった。完璧に近所の足だが、これはちょっと遅すぎると思う。40キロくらいがやっとで、車の流れに乗れないから怖い。それに3速リターン式のギアもどうも慣れない。ウインカーのスイッチが縦配置でわかりにくい。今のスクーターは速いし安いしメットインスペースもあって便利だと思うんだけど。燃費はいいかもしれないけど、カブは定価16万くらいするし。
気が付いたらなくなっていたが、これで事故死する可能性が減ったということ。






2.四輪編
過去の車です。今乗ってる車じゃないです。基本は中古


日産 ブルーバードSSS(U11)

1800、MT、4ドアセダン。FRかな?フェンダーミラーだったかもしれない、今時無い。普通免許取って初めての車。免許取ったのが18歳(浪人中)、1991(H3)年頃だが、当時既にノスタルジーを感じるようなこの車、たぶん昭和56〜8年くらいのモデルでは?。ブルーバードSSSっていうとなんか有名っぽいし、形も誰でも見たことがあると思うけど、グレードは低いし(たぶん)、薄いメタリック緑色だったし、何しろ古くてボロ車、っていう感じだったが、やっぱり車は楽しくていろいろ乗り回し、さんざんぶつけた。MTで遊びすぎたせいか、一晩中走り回った早朝、出先でギアが3速に入ったまま抜けなくなり、それでもなんとか家まで走って帰った。オヤジ後は任せた、と寝て起きたら車は既に処分されており、二度と会うことはなかった。駐車場に頭から突っ込んでおいたのだが、どう出したのかは未だ不明。結局、乗ったのは1年程度か。


日産 サニー(B12)

1600、MT、4ドアセダン、FF。MTで普通の車なら何でもいい、って言ったら来たのがこれ。僕の車選びはだいたいそんな感じで、もしかしたら車に興味が無いのかもしれない。これはたぶん昭和63年前後のモデルだったと思う。色はガンメタ。とにかく剛性感というものが無くて、普通に高速走ってても腰が浮ついた感じ。でも車重は軽そうだからそこそこか。1992(H4)年くらいから、たぶんこれも1年くらい乗って、弟が免許取って譲ったと思う。


マツダ カペラC2

1800、MT、2ドアクーペ、FF。白。これも昭和63年前後のモデルかな?サニーよりもうちょっとスポーティな感じなのがいいと思ったらこれ。グレード低いし、そもそもカペラなので全然スポーティではない。でもいろいろ遊んで、林道で暴走して石に当てて左右でホイールベース変わったりした。稀少車、というかマイナー車だが、これといって特筆すべき点も無いのでそのうち誰もが忘れるだろう。1993(H5)年くらいから、3年弱乗ったと思う。最後はクラッチが滑って、マフラーは錆びて穴あきそうだったし、全体にボロくなったので廃車。


日産 プリメーラ(P10)

1800、AT、4ドアセダン、FF。紺。1991(H3)年型の初代プリメーラ。これも選んだわけじゃないけど、たまたま来たにしては良い車だった。込み込み48万はたぶんこれまででいちばん高い車だったと思う。1997(H9)年購入、走行3万キロ。とにかくこれまでの車と較べると足回りがしっかりしてる感じで、走ってて気持ちよかった。MTだと下手なくせにごちゃごちゃシフトチェンジして遊んですぐ壊すのでここでATにした。8年乗り、特にトラブル無いが転勤のため手放した。全然壊れてないのに売れないし(その時既に13年落ち)、タダといっても欲しい人はいなかった。現代日本は贅沢だなぁ。業者に引き取ってもらったから、もしかしたら今頃東南アジアかロシアで走ってるかもしれない。国内で売られてたらややショック。


Mercedes-Benz C200

2000、AT、4ドアセダン、FR。シルバー。1995年型のW202。9年落ち、走行12万キロにしては結構高かった(現地で約150万円)。これは初めて積極的に選んだ車かもしれない。乗り味はこれまでの国産車とは全然違って、全体の剛性感は別次元。足回りからシートに至るまで完成度が高く、長時間高速巡航にも不安がない。遅いけど、下り坂ならメーター読み200キロは出る。Cクラスの中古ベンツで何言ってるのって感じかもしれないけど、一度乗ってみたかったもので。2004年に購入、2006年売却(約50万)。


日産 マーチ(K11)

1000、AT、2ドアハッチバック、FF。シルバー。1999年に新車で購入。2006年に転勤から帰って1年近く、自分の唯一の車として使わせてもらった。これで長野あたりまで行ったが、高速だって飛ばさなければ問題ないし(100キロがやっとだが)、2人までしか乗らないなら実に便利。日本ならこれくらいの大きさで十分だ。ただ4ドアに慣れてたせいで、カバンとかドアあけてすぐポーンと後部座席に放り込めないのはやや不便(2人乗りの時は、カバンは前席の間から後部座席に置かなければならない)。オーバードライブを切れば、街乗りでもリッター10キロは走る。次のサニーを買ってもセカンドカーとして所持していたが、次のレガシィB4購入時2009年に手放した。形は完成されてる。唯一、エンジンは古く非力。


日産 サニー(B15)

1500、MT、4ドアセダン、FF。シルバー。2000年型を2007年購入、43000キロ。欧州ではMTが主流であり、燃費の事を考えても、また飛ばすわけでもないけど運転について考えたらMTが欲しくなった。車は日産の5ナンバーなら何でも良かったが、よく考えたらみんな乗ったことあった。プリメーラは現行は3ナンバーになってしまった。できればワゴンが良かったが少々高かったし、ここは渋くセダンで荷室と居室を分けてみた。結局値段でまたサニー。カペラ以来だからほぼ10年ぶりのMTだが、数日でほぼ慣れた(と思う)。サニーとはいえ、以前のとは違い実にしっかりした作り・走り。高速でハンドルがユルユルなのは伝統だが、まぁほとんどの日本車ってそんなもんじゃない? 燃費は10キロ程度。
機能的・実用的に便利さでは完璧で、問題無過ぎて手放せなくて困っていたが、2年くらい探していた空冷ビートルのタマが出たので2013年下取り、と言いたいところだが査定ゼロのためタダで引き取ってもらった。


スバル レガシィB4(BL)

2000、AT、4ドアセダン、4WD。赤。2009年モデル末期に新車を購入、220万程度と安かった。最新の新車というのはこういうものかというくらいハイテクで、道路に張り付くような安定感。今まで乗った車よりでかいし、スポーティー(といってもNAのベーシックモデルだが)でどうしようかと思ったけど相当乗りやすい。純正ナビも付いてるし、これならどこでも快適に移動できる感じ。ATだし、飛ばす気には全くなれないが。


ボルボ V50 2.0AktivPLUS

2L,NA,FF。2011年登録の中古を2013年購入、上記の下取り50万で、これもまた220万くらい。レガシィのシートも良かったがこれも包み込まれるような革シートが快適という第一印象。運転しやすく乗り心地良く、大きすぎず、室内は広く窓も大きく、後席の解放感は素晴らしかった。2017年、事故で破棄。以降、シートヒーター付レザーシートでないと安心できない体質になってしまった。
#乗ってるときは全く問題を感じなかったが、新しいV40に乗ったらそちらが良すぎて、V50の2LNAとハンドリングの鈍重さに気づいてしまった。


ボルボ V40 T3 Inscription

1.4L,turbo,FF。新車を2017年購入、革シートのパッケージにしたら400万くらいした。16→17インチホイールでなくても良かった。シートはしっかりしてた。黒いシートが良かったけど、慣れたらクリーム色の明るい方が良い。小型だけど安定感があり高速も快適で、ターボで遅さもなく。余計なものがない、全体にシンプルで落ち着くとても良い車で普通に走る分には不満はなかったが、冬に出かけるようになり四駆と、高速や渋滞中のステアリングアシストが欲しくて2024年売却。ボルボはこのサイズのエンジン車をやめて残念。
#やはり、2020年代の車と比べるとやや重さを感じた。ナビは小さくデザインも古い。が例えば安いレンタカー(ヤリス、マーチ、フィット)とは比べ物にならないほどの安定感、高級感だった。





3.のりものあれこれ

リッターカーのすすめ

いつからだろう、ミドルクラスセダンが3ナンバーになったのは。マーク2が3ナンバーになった時、何してんだと思ったが、気がつけばプリメーラも3ナンバーになり、結局なくなっちゃったけど。好景気とはいえバブル崩壊後、庶民の生活は変わってないのに、どうしてみんなでっかい車を持ちたがるのだろう?ワンボックスやミニバンブーム?いいですよ、みなさん倉庫みたいな鈍重な車買ってね、ガキ乗っけて遊びに行くのも。でもセダンで十分ですよ。車は中で遊んだり飲み食いするところじゃなくて、移動するために座ってるとこなんだよ。核家族化なんだから、夫婦にガキ2人にじーちゃんばーちゃんが移動する事なんてそんなにないでしょ?どうしても全員乗せたいならしょうがないけどね。
基本はセダンでしょう、僕が既にジジイなのかもしれないが。ワゴンもいいけど実際そんなに荷物積む事はないでしょ?釣りだってキャンプだって、セダンの広いトランクで入るよ。で、荷物は荷物、人は人の場所に落ち着いて移動する。無駄に風の抵抗受けず、大きすぎない車体の5ナンバーのセダンが、日本では基本でしょう。何十年経っても日本の道の広さは変わらないんだから。エンジンだって、2リッター以上は不要。ブンブン踏んで遊びたいからというなら仕方ない。だが狭い日本の制限速度100キロ程度の所で、ちょこちょこ走っても仕方ないでしょ?そんなに飛ばしたいならドイツ行って200キロでも300キロでも出してみなよ。庶民が小金出して、せいぜい500万くらいのトヨタのちょっと速いオヤジセダンをがんばって買ってるのが、オレからすると実にチンケな生き物に見える。そうはなりたくないなと思う。だいたいトヨタなんてさ、放っておいても誰か買ってうまくやってくんだから、そんな車買って付和雷同するなと。他の会社なんて、買わないと潰れちゃうかもしれないんだよ?そしたら日本車=トヨタだよ?そんなの嫌だろ。トヨタとか買う奴は、自分の事しか考えてないんだな。自分さえいい車のって快適ならいいの。実に自分勝手。もっと全体見渡して、世界の事考えて車選べと。品質のいいトヨタ車は外人に買わせて、自分らは安物国産車乗ってりゃいいじゃん。客には良質な料理を提供し、自分らはまかないで済ませるっていう感覚が無いのかね。
そこでマーチですよ。マーチ最高。デザインが最高、欠点が無い。特に2代目は欧州でも認められてるほど出来が良い。良いといっても本当に良いのは形くらいで、後は普通にソツなく出来ているってだけなんだけど、トヨタあたりがどんなにがんばってもどうしても欠点無しっていうのはできないわけで、そこからすると日産であれだけのを作れたのはすごい。強いて言えば、現行は形優先で中は狭い。荷物は乗らないね。4人乗りが多いなら4ドアセダン必須だが、1人2人ならハッチバックのリッターカーで十分、それ以上はデカくて無駄。1人乗りか、カッコ優先なら2ドアだね。2人乗ると、2ドアだとカバンを後部座席によっこらしょっと置いてからでないと発進できないから、4ドアの方が便利かも。2ドア車の後部座席の閉塞感は、洞穴に住んでるような心地よさがあるね、いざ事故った時には脱出がえらく困難だが。ヴィッツでもいいけど、おそらく面白さが全く無い。当然だ、トヨタ車だもん。スターレットやめなきゃよかったのにな。ホンダのフィットは良いかもしれない、燃費のいいエンジンは。ちょっとでかいけど。三菱は置いておくとしよう、三菱の小型車を買う理由というのが、今のところ見つからない、安いかもしれないが。マツダ・デミオ、スズキ・スイフトは要チェックである。検討する価値はあるだろう。カッコつけてBMWのミニとか買うなよ。あんなのカッコだけ、本気なら旧ミニ買ってトラブルと闘うべきである。ミニバンとか本当にやめとけ。単身お引っ越しでもするのかと。冷静になって見てみろ、実にカッコ悪いから。若者は速い車やバイクに憧れてりゃいいんだよ、若いうちからミニバンとか買ってもいかがわしい使い方を想定してるとしか思えない。あと大型スクーターな、あれ乗ってる奴は9割がIQ100以下に違いない。あんなの渋滞ハマったら終わりじゃないか。
というわけで、独身者、通勤メイン、セカンドカーなら1000ccクラスのハッチバックである。それが一番自然で無駄なく便利だから。それをわかってる欧州の町中じゃ、ほとんどがそういう車。日本もはやく、総中流階級(実は中の下)意識と、そこからちょっとだけリードしたいおかしなプライドから「ちょっといい車」なんか買おうとせず、素直にコンパクトカー買おうよ。軽でもいいけど、事故ったらやばいよ。




注意
写真は全部ネットで拾ってきたもので、実際のものではありません。ただし、バイクについては年式と色はほぼ同じです。





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